CC2106のWork Life Hack

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がむしゃらな努力を見直して、努力が結果につながる仕組みをつくろう

 

無印良品の社長が書いた書籍です。

個人の経験や勘といった感覚的なものではなく、組織として成果に結びつく仕事の仕組みについてまとめられている本でした。

 

  • 仕事に向かう姿勢として、ただ漠然と「頑張ります」だけでは最悪。頑張っても結果が出せなければプロとしては力不足。一生懸命やっても結果が出なければ努力の方法の見直しが必要。「一見必要な努力」に目を奪われがむしゃらに頑張る前に、本当にこの努力の方法でいいのかをしっかり自問するべき。
  • 個人の経験や勘に頼っていた仕事をデータとして蓄積し、「努力をすれば結果をだせる仕組み」を構築することが生産性の向上や、効率化につながる。
  • 仕事は都度変化するものなので、マニュアルも毎月アップデートをするべし。
  • マニュアルは手順だけではなく、「何、なぜ、いつ、誰が」を入れる。それによって、イレギュラーがあっても指示待ちではなく自分自身で判断できるようになる。
  • 決まったことを決まった通り、キチンとやる。経験と勘を排除する。

 

マニュアルは仕事の手順を確認するものと認識していたので、目的も明文化するという点が発見でした。

また、マニュアルを作成することを通して、プロセスの抜け落ちや、個人のセンスに任せている部分がないかなどを俯瞰的に考えることにもなるということですね。