建設的な話し合いには必ず「共感」が必要
岡田斗司夫さんの『頭の回転が速い人の話し方』で学んだこと。
頭の良い人=頭の回転が速い人ではない。
頭の回転と共感力はトレードオフの関係にあるので、頭の回転を上げると必ず共感力は落ちる。頭の回転を下げると共感力は上がる。両立はあり得ない。
本当に頭の良い人は、その場の空気、相手の盛り上がり、自分の立場から、頭の回転速度と共感力をコントロールできる人なのだ。
考えの異なる相手と会話をする場合、建設的な話し合いには、まず共感が欠かせない。
その際に、相手に勝ちたい、相手を負かせたいと思ってはいけない。
最初の共感時点では、100%相手の言うことを受け入れても良い。
その上で、お互いに(複数人なら誰もが)負けない答えを作るのが良い。
共感をすっ飛ばして、相手を負かそうとすれば、たとえその場で勝利したとしても、相手を動かすことはできない。必ず反発する。
共感という土台があってこそ、初めてお互いに納得できる落とし所を見つけることができるのだ。