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聴いているようで聴いていない「傾聴」

『マンガでやさしくわかるコーチング』を読みました。

 

 

「傾聴」にも種類があって、レベル1の内的傾聴では、相手の話を聴いているようで聴いていない状態。例えば、話を聴きながら、次にどういう質問をしようか考えていたり、「長いなぁ」などと思っている状態。内的傾聴をすると、相手の話を奪い取り、いつの間にか自分の話を展開しだす可能性があります。そうなると、本当に相手の話を聴いているとは言えない状態になりますね。

 

一方で、レベル2〜3の傾聴になると、言語的コミュニケーションのみではなく、相手の表情や声のトーンなどの非言語的コミュニケーションにも注目できるようになり、相手を俯瞰的に捉えることができるようになる。「そのとき、あなたはどう感じたんですか?」という相手の気持ちや意図にフォーカスできるようになったり、「○○という話をしていましたが、実際には△△のように見えます」というフィードバックをすることで相手自身の内省を促したりできるようになります。

 

チームをまとめるマネージャーとしては、自分1人が突き抜けたプレーヤーであるだけでは結果を出すことができない。チームのメンバー1人1人が前向きに仕事に向き合い、力を発揮してくれることが成果に繋がる。そのためには、正論を振りかざして指示ばかりするのではなく、チームメンバーの出来ているところを認め、人間関係をしっかり築きながら、ともに力を合わせていくことが大切ということですね。