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リーダーシップはトップダウン型からビジョン型へ

最近、理想とするリーダーシップのあり方が変わっています。リーダーシップといえば、カリスマ的であったり、グイグイ引っ張っていくトップダウン型を思い浮かべがち。ただ、現在は個人が自律的に動ける理念を示す、ビジョン型のリーダーシップが主流になりつつあります。

 

リーダーが現場と同じ目線で一緒に忙しくするのではない。ビジョンを共有して、現場が自律的に動けるようになることでできた時間を、未来の展開や変化への準備にあてる。一見、側からは何もしていないように見えるが、これが本来のリーダーの仕事といえる。

 

このようにリーダーシップに変化が必要になった背景は、価値観やニーズの多様化と、変化のはやさ。リーダーが何でも知っていて細かく指示、管理、意思決定するのはもはや不可能。マニュアルに載っていないことも、いちいち指示がなければ動けないようでは困る。ただ、ビジョンさえあれば社員が自律的に動けるようになる。

 

リーダーシップに必要なことは、①共感して自ら動きたくなるビジョンを作ること、②作ったビジョンを組織に浸透させること。リーダーが具体的な支持を細かく出すやり方でなく、ビジョンの共有で個人の自律を促すことが大切なんですね。

 

最高のリーダーは何もしない―――内向型人間が最強のチームをつくる!

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  • 作者:藤沢 久美
  • 発売日: 2016/02/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)